押入れにしまってたPCキーボードを見てみると表面に粉っぽいのが散りばってるのを発見。
「なにこれ?木屑?」
一旦は大したもんじゃないと放置したが、後々調べてみたところどうもこいつは粉ダニという種類のダニの痕跡らしい。
問題の深刻化を実感したのは、そこから数週間経ってのことだ。
押入れ内で「甘い臭気」が漂い始めたのだ。
(何が起きてる..?)
原因を探してみると布団圧縮袋の口がパカッと開きっぱなしになってたのを見つけた。鼻を近づけてみるとそこから甘ったるい臭気が..やはり匂ってきた。
原因は..こいつで間違いない。
キャンドゥの布団収納袋
ミステリーな前置きになったけど単に布団きダニが湧いてたかも?という話。甘臭が漂う布団は処分するとして、残りの布団もこの際整理し直すことにした。
そこで新たに入手したのが布団収納袋。購入店はキャンドゥ。圧縮とかそういう機能がないただの収納袋だ。
使ってた圧縮袋はなんか粉っぽくなっててダニだとすりゃこりゃ大変なこと。だからこれには入れない。暇見て水洗いするかも?
ひとまずの保管袋としてこいつを買ってみた次第です。
袋を開けると検針済みの紙がパラリ。
なるほど、布団に針が刺さったらどエライことだ。当然の配慮といえよう。
2種類買ったうちのこちらは持ち手付きふとん収納袋。ボストンバッグみたいに持ち手が付いてるので持ち運びが便利そうだ..と思いこれにした。
こっちは毛布収納袋。ただの袋なんでコメントなし。
サイズの方は次のとおり。
・持ち手付きふとん収納袋
50(高さ)×59(横)×30cm(縦)
・毛布収納袋
34×59×89cm
材質は共にポリプロピレン不織布。お世辞にも頑丈とはいえず、引っ張ると破けそうな予感はありありだった。
ま、とにかく入れてみよう。
収納してみた結果
丸一日日干しした敷布団。
パッケージには「掛け布団、敷布団兼用」書かれてたので手始めに入れてみることに。
そのままだと入らないんで、3つ折りから更に半分に折りたたんだ。
そして、詰め詰め押し込みしーのしてなんとか収納完了!
…..いや、収納完了なのか?
直感で感じた違和感を無視し、そのままチャック閉じをしてみると、、
ビリリ..の音が。
防御力ゼロって感じ。ダニはこっから入れ!って感じ。
掛け布団も入れてみたさ。でも、破れたさ。
あまりの惨敗っぷりにテンションが不思議と高まっていく。
最終的に敷パッドは毛布収納袋にちゃんと仕舞うことができたので結果としては1勝2敗だ。
数値としては健闘したといえるんじゃなかろうか?
感想
「掛け布団、敷き布団を兼用で収納できます」
この文字が罠だった..。
実践結果を言うと、「薄めの敷布団」「夏用布団」であれば素材は破れずにすっぽり収納できると思う。が、冬用のごつい布団はもっと大きいサイズの収納袋でないと同様の結果になる可能性が高いだろう。
でもま、「取っ手付き収納袋」というアイディア自体は中々良いと思っている。耐久性をも少しアップさせる方向で進化してもらえれば大化けしそうな予感はありありだ。
破れ袋の方は..コインランドリーへの運び袋にでも使うとするかな?
転んでもタダじゃすませない..こういう考えも100均道を追求するには大切なことなのだ。
兎に角、今年の夏は猛暑と台風大雨が続いた特殊な夏だった。その異常気象に加え、布団圧縮袋が開きっぱになってたことでダニ育成に歯車がかかったのだと思う。
甘臭を発する布団を処分したことで押入れの空気感はだいぶマトモになりつつある。ってか、元どおりのベニヤ臭い匂いに戻った。
今後は押入れの中で深呼吸しても大丈夫なくらい清浄空間を作る..を目標としよう。
..以上!