これから夏にかけて何かと必要になってくるのがハンドタオル。汗拭いたり、体拭いたり、冷や水つけて首に巻いたり..と使い方は様々なわけですが、今回は100均で買えるタオルについて店舗ごとにどのような違いがあるのか?をちょっと着目してみることにしました。
買い揃えたタオルは3種。ダイソー・キャンドゥ・セリアの3店舗で販売されてるごく普通?の100円タオルです。
なお、マイクロファイバー素材はチクチクして苦手なんで「綿」素材に限定して選びました。
ダイソーで買ったのはコレ、「やわらか無撚糸タオル」。
無撚糸って何?って感じですが、正直解説サイトを読んでみたけどいまひとつ理解には至らずでした。
分かったことをたん的に言うと、通常の糸は繊維を捻(よ)って1本の糸にしてるそうですが、無撚糸は捻らずに糸にしたものだそうです。…ん~チンプンカンプン。
とにもかくにも無撚糸100%使用!フワフワ柔らかい触り心地と高い吸水性が持ち味のフェイスタオルです。
■仕様
サイズ:約34×80
材質:綿100%
製造国:made in china.
セリアで買ったのはコレ、「毛羽が少ないフェイスタオル」。
毛羽立ちくらいは知ってますよ。細かい繊維クズのことですね?こいつが沢山まとまると毛玉となるわけでして、つまり毛玉の元ができにくいタオル..という認識で良いと思います。
■仕様
サイズ:約34×80
材質:綿100%
製造国:made in BANGLADESH
キャンドゥで買ったのは、ストレートに「バスタオル」。
とりたてて特徴のないオーソドックスなタオルですが、ここでは特徴がないのがある種の特徴といえるかもしれません。
■仕様
サイズ:約50×100
材質:綿100%
製造国:ベトナム
どれもパッと見は似たようなタオル。単純にコスパでいえば大きいバスタオルが一番お得に思えますが、はたしてどうなんでしょう?
タオル比較
その①手触り、質感
「手は第二の脳」という言葉があるように、触ってみた時の触感というのはけっこう大事なものです。長く触ってると「慣れ」が生じて判断が鈍ってしまうんで、パッと触って次!という方式で直感で調べてみました。
・ダイソーの無撚糸タオル→フワッフワァ..とした触り心地
・キャンドゥのバスタオル→ゴワッゴワとしたやや固めの触り心地
・セリアの毛羽が少ないタオル→キャンドゥのに比べると、ややゴワ感は少ないか?くらいの触り心地でした。
つまりまあ、ダイソーの無撚糸タオル以外はさほど違いはなかった。
その②織りの違い
マクロ撮影で接写してみることに..。んん?これは?!ってくらい各製品ともそれなりな違いが見受けられました。
・ダイソーの無撚糸タオル→ふんわり糸が均等配置されており、隙間(空間)がほぼない埋まった状態です
・キャンドゥのバスタオル→代表的なパイル織りなんでしょうが、ややすき間が目立つ印象
・セリアの毛羽が少ないタオル→こちらもパイル織りですが、キャンドゥのに比べると密度は濃いようです
..はい、次行ってみよう!
その③吸水比較
水に浸して軽く絞った状態での比較です。ある程度の誤差はあると前置きしたうえで結果は次のとおり。
・ダイソー
52g→424g(8.15倍)
・キャンドゥ
95g→537g(5.65倍)
・セリア:
68g→417g(6.13倍)
さすがは無撚糸タオル!といったところでしょうか?吸水率はダイソーのが圧倒的に高く、事実水に浸した時はブワァ..とティッシュみたいに水を吸い取ってくれました。
セリアとキャンドゥのは僅差ですが、織り比較からして密度の差が多少なりとも関係してるのかもしれません。
感想
まあそういわけで、比較してみた!という話でした。
今までタオルにここまで着目したことはなかったけど、細かく見ると色々違いがあったんで単純に面白かったです。
どれがベストタオルか?!とかは言及しないけど用途に応じて使い分けるのがベストかなー?といったところです。
無理撚糸タオルは肌触りは良いけど毛羽落ちしやすい特徴もあるみたいなんで、全て吉ってわけでもないだしね。
特に特徴のないキャンドゥのバスタオルはバスタオルとしては小さいですが、大きめのハンドタオルとして使うならコスパ的には高いともいえます。
なにはともあれ、勉強になったのが今回一番の収穫。タオル..侮れなし..!
・参考サイト
http://maruyamatowel.co.jp/oem/make/material/
以上