実用新案!「とれるねん」という耳掃除粘着棒の感想

耳掃除用粘着式棒「とれるねん」

購入店:キャンドゥ
材質:ABS樹脂(柄)、アクリル酸エステル(粘着部分)
製造元:エナジージャパン
made in JAPAN.

耳掃除に使う綿棒がなくなったので買いに行ったら粘着タイプの綿棒っぽい耳あか取り棒があったので一個買ってみました。

製造元はエナジージャパンという生命力に満ち溢れた名前の会社。
製品名からして大阪の会社かと思いきや所在地は東京。なんでやねん!と一応ツッコミを入れたいところですが、社長が大阪出身という可能性もあるので考えるのはやめた。

使い方

※使用上の注意※

なんとなく簡単そうなんで買ってみたけど、よくよく裏面を読んでみると制限的なことが様々書かれてました。
以下、とりわけ大切と思われたところを箇条書きにしておきます。

  • 耳の奥まで入れない、粘着棒をグルグル回したりしない
  • 耳の奥深くまで入り込んだ耳垢や異物(砂等)を取るのには決して使用しない
  • 粘着の弱ったのは繰り返し再利用しない
  • お子様ひとりでは使わせない
  • 耳掃除以外の用途では使用しない
  • 医師の治療を受けてる人や、耳の中に異常のある人は絶対に使用しない

とまあ、色々制限あります。じゃどう使ったら良いの?って話ですが、そこは特に複雑ってわけじゃあないです。

カイジのEカードみたいな断面図。成人の耳の中は外耳道がおよそ3cmでして、その内2cmが耳掃除できる範囲。

使用するうえでとにかく重要なこと、それは。

耳の奥まで入れないこと!

まずは、これに尽きます。

説明書きには「粘着部の先端を2cm以上耳の奥に入れないように..」と赤文字で書かれてました。これより先は鼓膜手前の領域、下手に触って良い場所ではないのでこのことは遵守しておきましょう。
そして、耳に入れた粘着棒はグルグル回したりせず、粘着部を周囲に軽くペタ..ペタ..と押しつけるようにして耳あかを取り出していくのが正しい使い方となります。

ほかにも使用する際の注意書きはあります。安全に耳掃除するためにも使用する前の説明だけはしっかり読んでおきましょう!

試しに掃除してみたら、案の定というか不潔レベルで耳あかが取れました。汚いのでちょっとボカしいれときました。

ちなみに「とれるねん」の粘着力はこんな感じ。粘着力MAXだとハンドスピナーも持ち上げれます。

感想

実際のところ、耳あかの方はわりとしっかり取ることができました。え?!こんなに付いてたの??ってくらい粉っぽいのがビッシリ付いてたのでけっこう驚愕。いや、汚ねーよおい!って感じです。

しかしまあ、よく取れるとはいっても耳あか除去率100%じゃないですがね。

綿棒のようにグリグリ回すのはNGなので取れる耳あかもあくまで表面的に付着してるのがメインです。耳あかをしっかり取ったぞーという実感は綿棒のが上かもしれません。正直なところ。。

ただ、そもそも耳掃除は神経質にやり過ぎない方が良いという話も最近耳にします。
掃除をやり過ぎると外耳道を傷つけたり、汚いあかが鼓膜付近まで入りこんでしまい炎症の原因になってしまうことがあるからです。
僕は掃除とは違うけど、耳せんしてたら耳の奥がガサガサ音するようになったので耳鼻科に行ってみてもらったら鼓膜に大きなあかがこびり付いてた経験があります。(あかは吸引機で取ってもらったのでそれで一件落着)

何が言いたいのかアレになったけど、そう神経質にならんでもひと月に一、二度表面的にちょいちょい綺麗にしとけばそれで十分だったりするのが耳掃除。こう考えると「とれるねん」の使いどころが見えてきたような気がします。

おわり

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