なかなか寝つけないのでこれから湯たんぽを使う際の注意点をちょっと解説してみるとします。いや、ダイソーのミニ湯たんぽを新調したものでしてね。
すでに以前、ミニ湯たんぽの記事を書いてますので今日は趣向を変えて、湯たんぽを安全に使うための手引きにスポットをあててみたいと思います。
低温火傷とはどういうものか?
火傷というのは基本的には高熱のものに触れたりすることで生じる皮膚の炎症のことをいいます。火とか熱湯とか触ったら火傷して酷い目にあいます。そんなことは誰でも知ってることです。
しかしながら、この火傷をひきおこす原因は何も「高熱のモノに触ったから」に限ったことではありません。触ってて気持ちイイなぁ..って程度の温度でも火傷を引き起こしてしまう恐れがあるのです。これがいわゆる低温火傷なのです。
■火傷になる目安時間
・44℃ 3時間から4時間
・46℃ 30分から1時間
・50℃ 2分から3分(出典:山田幸生「製品と安全第72号」低温やけどについて)
ここで注意したいのは45度前後の温度。
50度だとお風呂でもアツッってなる温度だからわりとすぐ気付きますが、44度くらいになるとポカポカあったかいわぁ..と永遠と接触し続けてしまうんですね。
そして、異変に気付く頃には時すでに遅し..。
触れてた場所に炎症が生じ、初めて事態の重さを認識するに至るわけです。
湯たんぽを使用する際、低温火傷を防止するためにやるべきこと
一番良いのは湯たんぽを使わないことですが、それだと話にならないから却下。
とにかく重要なのは、
湯たんぽを素の状態で使わない
こと。これに尽きます。
とはいっても、熱湯入れたらそのままじゃ熱くてずっと持てません。普通はタオル等で包んで使うわけですが、より安全性を高めるためにも湯たんぽ専用のケース(袋)に入れ、さらに厚手のタオルにしっかり包んでから使用することオススメされています。
無論、これで100%安心というわけではないですが、寝返りとうで湯たんぽが知らずに素の状態になってしまう危険は大幅下げれます。
もしそれでも心配ならば、あらかじめ布団に入れておき、布団が暖まったら湯たんぽを取り出してから就寝する..という使い方をすると良いでしょう。
低温火傷の怖いところは長時間皮膚に当て続けることで、皮膚の表層ではなく深部まで炎症が達してしまうこと。
炎症が深部まで達すると痛いどころか細胞のえしを引き起こしかねないし、治癒するのにも相当の時間を要します。
そのような事態にあわないためにも、湯たんぽを使う際は絶対にそのままむき出しで使わないでください。
下手に使うと火傷誘発装置になりかねませんから!
■使い方まとめ
- 使用する時は必ず専用の袋に入れ、タオル等でくるんでから使うようにする
- 不安な場合は、就寝前に布団を暖める目的で入れておき、寝る時に布団から取り出すようにする
ダイソーの200円湯たんぽを新調した
さて、今回の100均ネタといきましょう。
新しく湯たんぽを買い足したのでサラリと紹介しておきます。
左が買った湯たんぽ。右の黄色は数年前に買った湯たんぽ。共にダイソーで購入したもの。
見た感じ、似たようなものですね。だが!違いがいくつかあるんです。
旧湯たんぽとの違い
- 値段が100円→200円にアップされた
- SGマークが追加された
- 取っ手がついた
値段が若干アップしたのは手痛いですが、そのぶんSGマークが付いたり..と大きく変化しています。
ん、SGマークとは何かって?
Safe Goodsマークの略です。
財団法人製品安全協会がこの製品は安全な製品であると認めた証マークです。
詳しくは財団法人製品安全協会ページで→http://www.sg-mark.org/sgzhidu_2.html
フタ部分にデカデカと付いたSGマーク。あるとないとじゃ明らかに信頼度が違いますね。
このマーク取得のため100円値上がりしたとするならばまま納得といったところかと。
並べてみると僅かにワンサイズ大きくなってるようです。
材質
本体:ポリエチレン 耐熱温度110度
キャップ:ポリエチレン 耐熱温度110度
容量:420ml
それでは、湯を沸かして入れてみましょう。
お湯が沸くまでは暇。
キャップが互換性ありそうに思えたのではめてみた。しかし入らなかった。
はい、正真正銘の別物商品でした。
本体に熱湯を入れようとしたけどうまく入れられなかったので台所へ移動して入れた。
こんなことなら最初から台所で湯を沸かしとくんだった。
キャップをしっかり閉じ、厚手のタオルで巻いたらゴム紐でギュギュとしめといた。
よし!これで足元ポッカポカ。ヌクヌクグッスリ眠れるね!
ってことで、そろそろ眠くなってきたんで寝るとします。
おやすみなさい。